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2023年09月20日 10:15
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激化するEV覇権争い
バッテリー市場に注力する韓国企業

 電気自動車(EV)バッテリー市場は2021年の379億1000万ドルから、27年には2184億7000万ドルまで拡大するとみられている。さらにその後、15~30%の年平均成長率で伸びていくと予想されており現在、5000億ドルのマーケットを持つ半導体に取って代わる、ポスト半導体産業といわれている。韓国企業の現況と取り組みを探った。

 韓国企業のバッテリーの受注残高は今年1000兆ウォンを突破する見通しで、EVバッテリー市場への期待は高く、各企業が積極的な投資を行っている。韓国の現代自動車グループとLGエナジーソリューション(LGES)は8月31日、米国ジョージア州のEV用バッテリーセル製造の合弁会社に対し20億ドルを追加投資すると発表している。両社は23年5月、総額43億ドル以上を投じて、ジョージア州に建設中の現代自動車グループのメタプラント・アメリカ(HMGMA)に隣接する土地に新工場を建設すると発表していた。HMGMAのEV製造施設と、今回追加投資の発表があったEV用バッテリーセル製造施設で推定75億9000万ドルの投資となる。
今年に入り米国だけではなく、欧州諸国との連携も積極的に推進している。韓国産業技術評価管理院(KEIT)とドイツのフラウンホーファー研究機構(IKST)は18日、韓独供給網技術センター設立業務協約式をソウルで行った。IKST内に設立される韓独供給網技術センターでは、次世代半導体とともに、未来自動車の新技術開発に取り組む。
11日、国内外の投資家700人余りを対象にソウルで開催された「コリア・インベストメント・ウィーク2023」の2次電池セッションでは「EV市場の急成長に伴い、韓国バッテリーの売上高は25年1670億ドル規模となり、メモリ半導体の1500億ドルを超えるだろう」(ソウル大学校材料工学部カン・ギソク教授)との発言も飛び出した。
韓国がEVバッテリーの製造・技術開発に注力するなか、各国間の競争もより激しくなってきている。
市場調査会社SNEリサーチによると、韓国バッテリー大手3社(LGエネルギーソリューション・サムスンSDI・SKオン)のグローバルバッテリー使用量は3社とも成長傾向を示した。LGエネルギーソリューションは前年同期比53・2%(51・4GWh)成長して3位、SKオンは16・3%(19・0GWh)で5位、サムスンSDIは32・0%(15・0GWh)で7位をそれぞれ記録した。
一方、3社の今年7月までの市場シェアは23・5%で、前年同期比1・7ポイント下落した。韓国企業に代わり中国企業の躍進が著しい。最大手の寧徳時代新能源科技(CATL)は前年同期比54・3%の成長率で、世界のバッテリー供給会社の中で唯一、30%以上の市場シェアを占め、グローバル1位を維持した。中国は国内のEV化が進んでおり、それに支えられる形で業績を伸ばしてきたが、中国の内需を越えて海外市場に本格参入。欧州や北米地域でも急成長している。BYDはCATLに続き、2位の座を守った。バッテリーの自主供給や車両製造など垂直統合的なサプライチェーン構築を通じた価格競争力で優位にあり、中国市場で前年同期比94・1%という2倍近い成長を見せた。
また、トヨタ自動車が開発を進める『全固体電池』も注目を集めている。すでに27年に実用化すると発表されているが、EV競争のゲームチェンジャーになると見なされている。『全固体電池』は、リチウムイオン電池に代わる次世代電池の本命とされている。電池のエネルギー密度を高め、EVの性能を大きく改善できるといわれている。

2023-09-20 2面
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