ログイン 新規登録
最終更新日: 2024-05-15 06:23:21
Untitled Document
ホーム > 主張 > オピニオン
2017年01月12日 12:16
文字サイズ 記事をメールする 印刷 ニューススクラップ
 
 
瞻星臺=編集余話

 この週末、各地で成人式が行われた。「おとなになったことを自覚し、みずから生き抜こうとする青年を祝いはげます」(国民の祝日に関する法律)ことを祝う日だ▼ニュースで知ったのだが、最近は10歳で祝う「2分の1成人式」、30歳で行う「三十路成人式」もあるという。30歳は社会に出てさまざまな経験を積み、「本当の大人」になったという意味が込められるのだとか。60歳の還暦から数えて20歳、つまり80歳で行う「熟年成人式」もあるようだ▼さて、本来の成人式に目を向けると、近年は式典の妨害や、ひどいケースになると暴力沙汰を起こす成人をクローズアップし、「荒れる成人式」と報じるメディアもある。静かに式典に加わる新成人が大半であるのだが、どうしても負の側面に目が行ってしまうのは、「最近の若者は」と一言物申したくなる大人の悪い癖か▼一方で、東北や熊本などで大規模災害を経験した新成人からは、大人として社会の一翼を担う決意が聞かれたという。逆境が人を育てたということだろうか▼今年20歳を迎える日本の若者は、いわゆる「ゆとり教育」を受けて育った世代にあたる。彼らもそれが世間でどう言われているのか知っているのだろう。自虐的に「私たちはゆとりですから」と話す▼彼らに対してもどかしい気持ちを持つのは、親世代なら当然かもしれない。苦労を重ねた「大人としての先輩」だからである。だが委縮させるのはよくない。先輩としてゆとりをもって、若者の成長にエールを送りたいものだ。

2017-01-12 1面
뉴스스크랩하기
オピニオンセクション一覧へ
「パンデミック条約」反対を宣言
金永會の万葉集イヤギ 第8回
金永會の万葉集イヤギ 第9回
金永會の万葉集イヤギ 第10回
都内で情報技術展開催
ブログ記事
マイナンバーそのものの廃止を
精神論〔1758年〕 第三部 第28章 北方諸民族の征服について
精神論〔1758年〕 第三部 第27章 上に確立された諸原理と諸事実との関係について
フッサール「デカルト的省察」(1931)
リベラルかネオリベか
自由統一
金正恩氏の権威強化進む
北韓が新たな韓日分断策
趙成允氏へ「木蓮章」伝授式
コラム 北韓の「スパイ天国」という惨状
北朝鮮人権映画ファーラム 福島市で開催


Copyright ⓒ OneKorea Daily News All rights reserved ONEKOREANEWS.net
会社沿革 会員規約 お問合せ お知らせ

当社は特定宗教団体とは一切関係ありません