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2016年04月13日 05:13
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瞻星臺=編集余話

 パナマといえば運河。このイメージが覆ることはそうそうないだろうが、「タックスヘイブン」(租税回避地)を連想する人は増えるに違いない。それほど巷間をにぎわしている「パナマ文書」の衝撃は大きい▼何しろ英中露の現役首脳を含め、多くの政治家やその親族が「租税回避地」と呼ばれるこの地に会社を設立していた。すでに辞任した首脳もいる▼「さもありなん」と受け取ってしまいがちだが、政治家には不正を行っていたことを驚かれる存在であってもらいたい。おりしも日本では「世界一貧しい大統領」という触れ込みで、ウルグアイのホセ・ムヒカ前大統領が来日していたが、各国首脳の醜聞は、それと好対照をなすこととなった▼「さもありなん」といえば、制裁対象となっている北韓の金融機関関連の名前もリストにはあった。不透明な資金の流れを今一度洗い出す必要があろう。でなければ制裁の効果も薄れるというものだ▼従来のイメージとの乖離でいえば、この人以上の名前はなかったのではないか。アルゼンチンのリオネル・メッシである。おそらく世界で一番愛されているサッカー選手だが、後ろ指をさされかねない蓄財をしていた可能性は否定できない▼ちなみにタックスヘイブンのヘイブンは「HEAVEN」(天国)ではない。税金なし天国かと思いきや、「HAVEN」(避難所や港)が正しい。特権階級の脱税にはさまざま方法があるというだけではない。イメージや思い込みの怖さも教えてくれたパナマ文書である。

2016-04-13 1面
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